飲食店と旅館業の開業手続き、食品衛生と薬事の分かれ目
2026/09/13
飲食店と旅館業の開業手続き、食品衛生と薬事の分かれ目
飲食店や旅館業を始めるとき、内装やメニューだけを先に決めると、あとで許認可の確認に戻ることがあります。特に食品衛生と薬事は、扱う物と見せ方で必要な確認が変わります。山口つよし行政書士事務所では、開業手続きで迷いやすい点を、できるだけ分かりやすくお伝えします。
目次
- 提供する物で変わる許認可の見方
- 食品衛生と薬事を分けて考える場面
- 行政書士に相談する前に整理したいこと
1. 提供する物で変わる許認可の見方
同じ建物でも、何を出すかで確認先が変わります。飲食店なら、調理場、手洗い、保管場所などを保健所が見ます。旅館業なら、客室、玄関、浴室、換気、避難に関わる部分も大切です。
たとえば、宿泊だけなら旅館業の許可が中心です。そこに朝食を出すなら、飲食店営業の許可も関係します。さらに売店で加工食品を売るなら、食品表示の確認も必要です。小さな追加のつもりでも、開業手続きでは別の確認が出てくることがあります。
2. 食品衛生と薬事を分けて考える場面
食品衛生は「安全に食べられるか」を見る考え方です。冷蔵、加熱、手洗い、掃除のしやすさなどが関係します。薬事は「薬のように見える表現をしていないか」を見る考え方です。
たとえば、飲食店のメニューに「疲れが取れる」「病気を防ぐ」と書くと、薬事の確認が必要になる場合があります。旅館業の売店で健康食品や化粧品を扱うときも同じです。商品そのものだけでなく、チラシ、店内表示、ホームページの言葉も見直す必要があります。
3. 行政書士に相談する前に整理したいこと
行政書士へ相談する前に、次の内容を紙に書き出すと話が進みやすくなります。
- 飲食店で出す料理や飲み物
- 旅館業で提供する宿泊以外のサービス
- 売店で扱う食品、化粧品、健康食品
- 店内表示やメニューに使う言葉
- 開業予定日と工事の進み具合
ここが整理できると、許認可、食品衛生、薬事のどこを先に確認するべきか見えやすくなります。開業手続きは、後戻りを少なくする準備が大切です。迷った段階で専門家に相談すると、保健所や関係窓口へ行く前に、確認すべき内容を整えやすくなります。
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山口つよし行政書士事務所
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