山口つよし行政書士事務所

飲食店の厨房と旅館業の客室で変わる許認可

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飲食店の厨房と旅館業の客室で変わる許認可

飲食店の厨房と旅館業の客室で変わる許認可

2026/08/24

飲食店の厨房と旅館業の客室で変わる許認可

飲食店と旅館業を一緒に始めるとき、開業手続きで迷いやすいのは「どの場所に、どの許認可が必要か」です。厨房は食品衛生、宿泊部分は旅館業、商品表示は薬事に関わることがあります。山口つよし行政書士事務所としても、最初に営業形態を分けて考えることが大切だと考えています。

目次

  1. 厨房と客室を分けて見る許認可
  2. 食品衛生で先に確かめたい設備
  3. 薬事に触れやすい表示と言葉
  4. 開業手続きで早めに残す資料

1. 厨房と客室を分けて見る許認可

カフェ付きの宿を始める場合、飲食店営業許可と旅館業営業許可は別の視点で見られます。飲食店は保健所が厨房、手洗い、食材の保管場所を確認します。旅館業では客室、浴室、トイレ、宿泊者が使う動線などが見られます。

同じ建物でも、審査される場所は同じではありません。ここを混ぜて考えると、工事後に「ここを直してください」と言われることがあります。

2. 食品衛生で先に確かめたい設備

食品衛生では、食品を安全に出すための準備が必要です。たとえば、食品衛生責任者の設置、手洗い設備、冷蔵設備、調理器具の保管場所などです。小さな厨房でも、家庭の台所と同じ感覚では進められません。

意外にも、メニューが変わるだけで確認が増えることがあります。焼き菓子、弁当、テイクアウト、宿泊者向け朝食では、必要な設備や許認可の見方が変わる場合があります。

3. 薬事に触れやすい表示と言葉

薬事で注意したいのは、商品やメニューの言葉です。たとえば、ハーブティーや健康食品に「病気が治る」「体質が変わる」といった表現を使うと、医薬品医療機器等法に関わる可能性があります。

また、景品表示法の考え方も無視できません。実際より大きな効果があるように見せる表現は避ける必要があります。お客様に伝えたい魅力は、原材料、産地、味、使い方など、事実で説明すると安心です。

4. 開業手続きで早めに残す資料

開業手続きでは、物件契約や工事の前に資料をそろえると進めやすくなります。図面、厨房の配置、客室の使い方、メニュー表、販売予定の商品説明をまとめておくと、保健所や行政書士に相談しやすくなります。

許認可は、営業開始の直前に考えると間に合わないことがあります。飲食店、旅館業、食品衛生、薬事の境目で迷ったら、早めに確認してください。私たちも、開業前の不安を小さくするために、正確な手続きの確認を大切にしています。

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